ノブタイプからレバータイプへ室内錠の取り替えやってみました!
29
2019
Aug
DIYプロデューサーの石井麻紀子さんから、室内錠を取り替えたというお便りをいただきました。そこで今回は、中古住宅のご自宅で収納庫と2箇所のトイレの室内錠の取り替えに挑戦された様子をレポートさせていただきます。
ライフスタイル・リノベーター石井麻紀子さんのブログはこちら
INDEX
室内錠に「レバーでラク錠」を選んだ理由は?
室内錠の取り替えにチャレンジいただいたということですが、なぜですか?
ラッチ部分が壊れてしまったからです。いいものマガジンを見て室内錠は自分で取り替えられることを知ってチャレンジしようと思いました。
「レバーでラク錠」を選んでいただいたそうですが、なぜですか?
以前閉じ込められた経験があるんです…。だから「閉じ込め防止機能」があると知り、飛びつきました(笑)。
閉じ込めなんて頻繁にあるものではありませんが、まさかの時には大事故にもつながりかねません。子どもが一人でお留守番をしている時に閉じ込められたら、と思うとぞっとしちゃいます。現にうちの2日後に、お隣さんも閉じ込められちゃって。
なるほど。そういった意味でも室内錠の取り替えを検討する必要はあるかもしれませんね。
サイズが合わない!?
ナガサワの「レバーでラク錠」に取り替えるにあたり、一番の問題は元からついていた円筒錠とメーカーが異なったことでした。そのため、ドアに穴を開けて取り付けなければならなかったんです。
それは、なかなか勇気がいりますよね。
はい。でもとにかく取り替えたいと思っていたので、チャレンジしました。
説明書には丸い穴を開けるように書いてあったのですが、「横に向かって長方形に穴を広げれば楽かも!」と思い、違う方法を取ったんです。
それもDIYの醍醐味ですね。
2箇所の扉を別のやり方で開けてみた!
1つ目のトイレ扉はカッター、マイナスドライバー、カナヅチの3つを使ってみました。ノミがなくてもできるかの実験です。
ノミをわざわざ買わなくてもできるかどうかということですね!いかがでしたか?
カッターで深めの切り目を入れて、マイナスドライバーの先を切り目にあて、布をあてたカナヅチで柄を叩いて穴を大きくしていきました。ちゃんと開けることができましたよ。
2つ目は、ノミを使ったんですね?
はい。カッターやドライバーで行ったことをノミに変えました。ノミを使うとやりやすかったですが、わざわざ購入しなくてもカッターとドライバーで代用可能だということがわかりました。
穴が開いたら取り付けるだけ
穴は無事開いたので、早速取り付けです。2階のトイレは元の穴が歪んでいたので、プレートが平らになってくれなくて苦労しました。力技でなんとか取り付けました。
ほかにも苦労した点はありますか?
説明書が少しわかりにくいかなと思いました。小さくても写真か図があると、もう少しわかりやすいかなと思います。
でも苦労したのはそこだけで、プラスチックの補助具がとっても便利で感動ものでした!DIY初心者でもやりやすいと思いました。
思った以上に便利!レバータイプの室内錠
スムーズにいったんですね。実際に取り付けてみてどうですか?
実は、施錠のレバーが黒いプラスチックなのが、デザイン的にちょっと残念だなぁと思っていたんです。さらにハンドルの下に隠れ気味で見えづらいので、使い勝手はどうなんだろうと思っていたら、「つままなくてよい」「指全体でひょいと回せる」「そこを見ないでも操作できる」「指先を使わない」と便利なことだらけ!ユニバーサルデザインだと思います。
ご家族の反応はどうですか?
小学生の娘も開けやすくなったと大喜びです。チャレンジして本当に良かったです。
今回はDIYプロデューサーの石井さんの事例でしたが、一般の方でも十分行っていただけるDIYだと思います。室内錠の取り替えを検討されている方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
※この記事の内容は、2016年12月時の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。