JAPAN DIY HOMECENTER SHOW2019レポート！一緒に楽しもう「DO IT TOGETHER」
29
2019
Oct
日本国内のDIYerが一同に集う展示会 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2019。出展者数は485社で、8月29日から31日の3日間で延べ86,492人が来場し大盛況のうちに幕を閉じました。
今年も和気産業のブースは大盛り上がり！ その様子を編集長の鈴木がレポートしました。
INDEX
今年のテーマは「DO IT TOGETHER !」
DIYって一人でやるイメージが強いかもしれませんが、実は家族や仲間との共同作業にすると、大きな家具が作れたり、よいアイデアが出てきたり、もっともっと楽しみが増えるんです。手伝ってくれる人がいなくても、SNSなどを通じていろんなアイデアをもらうこともできますよ。
和気産業では、twitterをはじめとしたSNSでDIYerさんたちとの交流にも力を入れています。今年は多くのtwitterのフォロワーさんが遊びに来てくださいました。こういった交流も「TOGETHER」ですね。
錆塗装をしてみたらマッドマックス？北斗の拳？
「うわぁ、カッコイイ～！」と大勢の方に喜んでいただいたのが、世紀末風に仕上げたディスプレイたち。錆びたトタン板のように見えますが、実は樹脂製の波板に錆塗装をしています。手軽に作れて軽く、お値段ももちろんお安いんです。
錆塗装は、ターナー社のミルクペイントをスポンジで塗っています。ポンポンと叩いていく感じで塗るから、とてもカンタン。ちょっとしたインテリアにも使えますね。DIYショーでは何枚も作って全面に貼り付けて、世紀末の退廃した雰囲気を作ってみました。
また、ブースの中を効率よく見て回れるように、入口には案内板も設置、商品カテゴリごとのサインも作りました。
燃えろ！熱くない炎！！
一昨年の森、昨年の滝に続いて、今年はいよいよ炎！ ボーボーと燃やしてみたいね～と思いましたが、まさか本当に火をおこすわけにもいかず…。
ということで、擬似炎を作ってみました！
燃えてる燃えてるんですけど、熱くないのがポイント。タネ明かしをしますと、蒸気を出してLEDで赤い光を当てることで、炎のように見せる仕掛けです。ただ、朝から夕方までの長時間をずっと稼動させるため、水蒸気を作る水の管理など、手間はかかりました。
世紀末風ディスプレイとマッチして、楽しんでいただけたと思います。
指令は、ラスティの魅力をとことん追求せよ！
お洒落なエキスパンドメタルとして人気のラスティ。ホームセンターの店頭でもディスプレイを置いていただいています。でも、でもですよ、それだけでは魅力が半分くらいしか伝わっていないような気がして、今回はどーんと大量に使ってみました。
黒と白があるので、けっこう使い応え、見ごたえがありますね。
パネルだけの魅力としては、質感と合わせ部分の加工のきれいさが秀逸。パッケージに入った状態ではなかなか伝わりにくいのです。
収納など目的に合わせて選べるパーツの豊富さも魅力の一つ。商品を陳列するために使ってみました。
今年で4回目「音楽好きのための部屋」にちょっとした仕掛け
恒例になった音楽好きのための部屋。最初の年はウォリストの突っぱりジャッキと受け金具だけでしたが、さまざまばパーツが組み合わされ、アリストシリーズも入って、かなりにぎやかになってきました。
ちなみにここにある音楽系の道具たちは、すべて社員の私物なんです。
初のコラボはペット関連商社のジャペルさん
ホームセンターは様々な商品を取り扱っているので、カテゴリごとに部門がしっかりと分かれています。そのため、異なるカテゴリの提案をコラボレーションすることは、あまりありません。
でも今回はせっかくのDIYショー。カテゴリの垣根を超えて、ペット関連商社大手のジャペル株式会社さんと一緒に展示をさせていただきました。
いいものマガジンでキャットウォークを記事にしてから、展示会などでも設置して多くの方に見ていただいていました。ただ、ネコ好きの社員からのアドバイスだけで、実際にプロのアドバイスをもらったことはありません。
今回、ジャペルさんのプロの目でいろいろアドバイスをいただいたことで、見た目も機能も、そして飼い主さんの心を揺さぶるという点でも、すばらしいキャットウォークが誕生しました。
JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2019、今年も笑いの絶えない3日間でした
大型の展示会は、企画から設置、運営、撤収まで気力も体力も必要です。できるだけ事故なく、安全に低コストでできるように配慮するのが一般的です。でも、それだけではさみしい。せっかく来てくださったお客様の心に残ることがしたい。
「ショーと言うからには、エンターテイメント性を持たせたい！」
そう考えて2016年から遊び心を意識した展示を心がけています。
躯体は専門の方にお願いしますが、展示などはすべて社員のアイデアと手作り。DIYの会社なのですから、DIYでできることをとことん追求していきます。
撤収は時間の都合もあって、持ち帰れない展示物もたくさんあります。作っては壊し、作っては壊し…。
商談のためだけではなく、今年のテーマにもあった「DO IT TOGETHER !」の精神が、一人でも多くの方に伝われば、和気産業として大変嬉しく思います。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
※この記事の内容は、2019年8月時の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。
