ガラスフィルムを貼るのは難しい?コツを知ればキレイに貼れるんです!
18
2020
Oct
ガラスフィルムには省エネ、防災、防犯などさまざまな効果があることで、多くの人に注目されています。でも「貼るのはちょっと難しそう…」と敬遠気味の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は正しいガラスフィルムの貼り方とコツをご紹介します。
※一般的なガラスフィルムの貼り方について説明しております。シールタイプの商品など、この貼り方が該当しないものもあります。
例)リンテックコマース『凸凹ガラス専用 防犯対策フィルム500』など
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INDEX
ガラスフィルムを貼るときは、水溶液の用意をお忘れなく!
ガラスフィルムを貼るときには、中性洗剤(食器用洗剤)を混合した「水溶液」が必要です。取扱説明書にも書いてありますが、「面倒くさいな。なくても何とかなるんじゃない?」と思ってしまう方、案外多いようなんです。
でも、この水溶液はとっても大事な役割を果たしています。ガラスフィルムは、大きな面に貼るので失敗すると後が大変。だから、水溶液をスプレーしてすぐにくっつかないようにしているんです。水溶液を使ってすべらせながら正しい位置を決め、そこから水と空気を出していくことで、ガラスフィルムをキレイに密着させることができるのです。
ただの水じゃダメなの?
「水」を窓ガラスにスプレーすると、小さな水滴が窓に貼りついた状態になります。目には見えませんが、水滴のある部分と水滴のない部分ができているわけです。そこにフィルムを貼りつけようとすると、水滴のある部分にはフィルムはくっつきませんが、水滴がない部分にはフィルムがすぐにくっついてしまいます。
しかし「水溶液」を窓ガラスとフィルムの両方にしっかりとスプレーすると、水分が膜のように広がり、窓ガラスとフィルムの両方にいきわたった状態になります。だからフィルムがすぐに窓にくっつくことなく、キレイに貼れるというわけです。「水」ではなく「水溶液」が必要だということ、ぜひ覚えておいてくださいね。
ガラスフィルムは4ステップでキレイに貼れる!
※防犯フィルムは厚さがあるため、他の一般的な防災フィルム等と比べて水抜きは力が必要です
ガラスフィルムを貼るのが難しいのは、すぐに貼り付いてしまうという特性と、サイズが大きく位置決めが難しいからです。でも、ちょっとひと手間「水溶液を作って、窓ガラスとフィルムの両方にしっかりスプレーする」ことさえ守っていただければ、その難しさは半減します。
ガラスフィルムには、
- 太陽光カットでエアコン効果アップ
- 空き巣、泥棒対策
- 災害時の窓ガラス飛び散り防止
などさまざまな効果があるので、用途に合わせて使えば、とても役立ちます。なのに「難しそうだから…」と二の足を踏んでいるとしたらもったいない! ぜひ今回紹介した方法で、チャレンジしてみてくださいね。
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※この記事の内容は、2019年2月時の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。
※2024年11月に記事を更新しました。