DIYで店舗改装!ウォリストでチャチャっとやってみた!
28
2021
Jan
最近、店舗の改装をDIYでやってみよう! という方が増えているそうです。今回、地域密着型のパナソニックのお店『ライフサワダ』の社長である沢田さんが、ウォリストを使って店舗改装されるということで、編集長みずから取材に行ってまいりました!
沢田登さんプロフィール
創業30年を迎える、石川県金沢市にある『ライフサワダ』の社長さん。
「小さい頃から、父親の仕事の手伝いをよくしていました。故障したテレビを修理したり、倒れたアンテナを修理する姿を見て、子どもながらにどこか憧れていたのかもしれません」という沢田社長。
家電製品のことはもちろん、空調水道設備工事もお手のもの。取材中にもお客さまからの相談が舞い込んでいました。
今日は新型のドラム式洗濯機を展示するため、ウォリストを使って展示用のディスプレイ棚を作られるそうです。電気屋さんだから、電気工事はもちろん、大工仕事もお手のものなのでしょう。半日で売り場を作られるということで、材料はすでに購入されていました。
材料
2×4材、1×4材、ウォリスト
プライベートで自分のペースでやるDIYとは、かなり違う感じ。目標は何といっても、「見栄え」ではなく「スピード」! 忙しい中の店舗のプチ改装作業ですから、
- 木材に塗装はしません!
- サイズの細かい計測はなし、現場で大きさを見ながら材料をカットします!
とのこと。何ともはや、ワイルドなDIYになりそうです(笑)。
INDEX
店舗改装作業開始!電動工具でスイスイと!?
before写真です。ここに棚を設置します。
1.土台の柱づくり(ここだけは正確に)
天井から床までの長さより6センチ短く2×4材を切っていきます。
ホームセンターで切ってもらうと楽ですが、丸鋸があるので今回は現場でカット。
突っぱりジャッキを取り付けておきます。
2. 柱を立てる(割と適当に)
柱用の2×4材の片端(天井に来るほう)に突っぱりジャッキを取り付けます。反対側には滑り止めシートを貼ってから、柱を立てます。2本の柱の間隔は展示用の洗濯機がちょうど入るくらい。
3.柱に板を打ちつける(問題発生?)
柱を立てたら、間の長さを図って横に這わせる1×4材の長さを決め、どんどんカット。
柱を立てたら、間の長さを図って横に這わせる1×4材の長さを決め、どんどんカット。
どんどん切っていくけど、数数えてるのかしら??
と、ここでみなさん、お気づきでしょうか。
横に渡す木材は1×4材。
でも、次々と切っている木材は2×4材!!!
そう、間違えていたのです。
この後、大慌てでホームセンターまで木材調達に行き、また切る作業をしました。
そんなこんなで切った1×4材を、突っぱった2×4材に打ちつけていきます。
作業に慣れているから、早い早い。電動工具を使ってスイスイと作業が進みます。
4.棚を取りつける(職人技?)
ウォリストの棚受けを1×4材に引っ掛けて、その上に棚板を直接ビスで留めていきます。
工具の扱いに慣れているからできるワザ。
実は私、こんなやり方で棚板をつけていく人、初めて見ました!!!
DIYによる店舗改装完成!?
何かいい感じです。とにかく作業が早い!
さて、洗濯機を設置してみましょう。
沢田社長、なにやらごそごそと…
1×4材の棚板を勢い余って取り付け過ぎたようです。
洗濯機の高さより下につけた板を外しているではありませんか!!!
サイズはやっぱり測った方がいいような気がします(笑)。
などと、いろいろ失敗もありつつ…こんな売り場が2時間ほどで、できあがりました。
DIYで店舗改装はやってみる価値あり!
超テキトーな沢田社長のDIYを横で見ていて思ったことは、
「電動工具が使えるとDIYはラク!」 です。
1×4材と2×4材を間違えても、棚板を多く取り付けすぎても、電動工具でちゃちゃっと作業できれば時間はそんなにかかりません。
サイズ測るのめんどくさい…という沢田社長のDIY。楽しませていただきました。
ありがとうございます!
※この記事の内容は、2020年11月時の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。
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