ウォリストの弟分、新発売の『デュライク』は、新しい壁面DIYが楽しめる!
30
2021
Mar
奥行きのある大型壁面収納が作れることで人気の『ウォリスト』。2021年3月に、そのウォリストの弟分ともいえる『デュライク(Dulike)』が誕生しました!
パッと見た感じ「なぜ弟分なの?」と正直感じてしまったのですが…。商品について聞いてみると、「なるほど、そういうことか」「いや、でもすっごくアイディアマンの弟って感じかも…」と思いました!
ウォリストで作るがっつり壁面収納よりも、もっとソフトで軽い感じの壁面収納が作れる『デュライク』について、開発担当者の長谷川さんに聞いてみました。
INDEX
手軽に作れるスッキリとした大型壁面収納を!
『デュライク』を開発しようと思ったきっかけは何ですか?
壁面が自由に使えて、奥行きがあるものも収納できる…そんなアイテムがあればいいなと思ったんです。適度な空間があって、DIY映えして、『ウォリスト』よりさらに手軽に作れるもの。しかも、自分のイメージ通り簡単に作れたら、DIY初心者さんにも楽しんでもらえるかなと。
これが基本形のイメージなんです。
すごい! これも確かに大型壁面収納ですね。でも『ウォリスト』とはイメージが全然違います。
ウォリストで作った棚は、こちらでチェック!
これが簡単に作れるんですか?
はい。材料は、壁となる背板と棚の木材、専用金具です。工具として必要なのは「プラスドライバー」1本。コンパクトな電動ドライバーがあれば、よりラクに作ることができますよ。
それは、すごい!
確かに大型ではあるけれど、DIY初心者の私でも1人で作れそう(笑)。
そうですね。女性1人でも、基本形Aの背板1枚を使うタイプでしたら、十分作れると思います。
壁が簡単に作れる!?『デュライク』の思わぬ実力を発見
ところで、この『デュライク』を使って、後輩の小山さんが自宅にこんな収納を作ったんですよ。
な、何これ? 自宅に壁ができてる??
基本形の写真では、棚と一体化している壁面収納というイメージでしたが、この右のカバンがかかっている部分は、完全に壁だけで独立してますよね?
そう見えますよね(笑)。実は私も、これを見たときビックリしちゃって。小山さんにも話を聞いてみますか?
はい、聞きたいです! いったいなぜ、こんな収納を思いついたんですか?
お出かけと身支度用のグッズがまとまったスペースが欲しいと考えていたんです。今までカバンを収納する場所がなく、帰って来たら床に直接置いていました。帰ったときにカバンや財布など身の回りのモノをポンっと置けて、出かけるときにサッと持ち出せるようにしたかったんですよね。
なるほど。そういう収納があると便利そうですね。私も欲しい(笑)。
最初は『ウォリスト』で突っ張る壁面収納を作ろうと思いましたが、天井が弱く抜けそうだったので使えませんでした。そこで自立して使える『デュライク』が開発されたのを知って、丁度いいと思ったんです。
さすが、和気産業の社員さん! DIY脳が働いてますね~。実際に使ってみてどうですか?
自由に壁を立てることができるのがとてもいいと思いました。2×4材でがっつり組むのと比べて、圧迫感を感じず見た目がすっきりするのもいいところです。
置き場がきちんと決まったので出かける前にモノを探すこともなくなりました。立てた板には好きな場所にフックをつけたりできるので、いろいろな壁の活用法が考えられそうです。
気になったのは右側の、それだけで自立しているように見える背板なんですが…。倒れ防止のアイテムを使っているんですか?
使ってないんですよ。まず角の2枚をL型に置き、棚を組んで立たせています。コーナーの部分はデュライクシリーズではないですが、別途金具を用意してつないだので、しっかり立つようになっています。残りの1枚をボード連結金具でつないで板を立たせています。
重量がかかる場合は倒れ防止の対策が要りますが、空のバッグを掛ける程度であれば大丈夫だと思います。
壁面収納だけでなく、新たな「壁DIY」も楽しめそう!
スッキリした大型壁面収納を目指して作られた『デュライク』ですが、どうやら壁のイメチェンにも効果を発揮してくれそうなことがわかりました。
壁面のDIYといえば、「壁面収納」や「壁紙の張り替え」「マスキングテープでイメチェン」など、これまでにもいろいろな方法がありました。
今回発売した『デュライク』は、壁面DIYに新たな可能性をもたせた製品といえそうです。基本的な使い方の説明や、新たな使い方のアイディアなど、今後のいいものマガジンウェブでも紹介していきたいと思います。
ぜひ、ご覧くださいね!
※この記事の内容は、2021年1月時の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。