JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2018レポート第1弾「前代未聞!?DIYショーに2つの滝が登場!」
31
2019
Aug
2018年の和気産業のテーマは「水」。生きていくのに欠かせない水とDIYを小間(こま)で表現してみました。
DIYショーは商談会の場でもありますが、和気産業は「一般のお客様にも、バイヤーさんにも、ショーとして楽しんでいたくこと」をモットーにしています!そのため3年前から、ほとんどの造作を社員みずからの手で、デザイン・設計・造作しているんですよ。
そんなDIYショーの模様をレポートしますので、ぜひご覧くださいね!
INDEX
DIYショーに滝が登場!
夏の暑い盛りに開かれるDIYショー。「展示している商品の間から滝のように水が出てきたら面白いよね」という一言から、前代未聞の滝の登場となったのです。もちろん、滝の作り方なんて知りません。
実はDIYショーのプロデュースチームのメンバーがガーデナーズカフェで「滝」と出会ったのが始まりだったんです。このカフェはエクステリアメーカーの株式会社タカショーさんが運営するもの。
この滝を見てビビッときたスタッフがお店の方に詳しく教えていただき、DIYで筺体(きょうたい)を作ることができると判明。その後、タカショーさんのお力添えもあり、無事DIYショーでの披露となりました。
昨年パーゴラを作ったメンバーが担当。とにかく水の勢いが強く、会場で安全に展示できるように、何度も何度も試作、テスト、改良を繰り返して、実用にこぎつけました。
努力の賜物?低コストだけど面白い2つめの滝が完成!
そんなに苦労したのに「滝1つじゃね…」ということで、さらに2つめの滝づくりにもチャレンジしました!
大型はコストも手間もかかるため、複数は作れません。そこで小型のポンプでも作ってみました。アマゾンで3000円の中国製です。こちらは入社4年目の男性社員二人が担当。水量も水勢も大型のようには派手には流れないので、小さな箱を順に水が落ちていく仕掛けにしました。
樹脂製の箱を使えば水もれの心配はありませんが、あえて木材だけで作ることに挑戦!
木材はワックスをかけ、接着はコーキングで丁寧に仕上げました。ちょっとした角度の違いで水がうまく下に落ちないので、角度調整には苦労しました。
滝づくりのこぼれ話、いいものマガジン副編集長の河田さんが大活躍!
ようやく2つの滝は完成したものの、心配なのは当日の水漏れでした。特に、大きな滝が万が一水漏れしてしまったら、大量の水がこぼれて、床下の電気の配線などに影響したら大惨事になってしまいます!
どうやって防ごうかと悩んでいたときに副編集長の河田さんが思い出したのは、ちょうど取材中だった「携帯トイレ」の仕組み、吸水ポリマーでした。
「そうだ!吸水ポリマーを使ってみよう!」とひらめき、ペット用の防水シートで試してみたところ、もう水を吸う吸う吸う(笑)。
これで安心してショーの会場で大量の水を使うことができたというわけです。
もちろん2018年DIYショーでお見せしたのは「滝」だけではありません。その他の造作物は「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2018レポート第2弾」でご紹介しますので、ぜひご覧ください!
JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2018レポート第2弾はこちら
※この記事の内容は、2018年8月時の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。