DIYレポート
2×4の突っ張り1本使いに新星現る!強度・使いやすさが格段にアップした『WALIST-ONE(ウォリスト-ワン)』とは

2×4の突っ張り1本使いに新星現る!強度・使いやすさが格段にアップした『WALIST-ONE(ウォリスト-ワン)』とは

24

2023

Aug

2×4(ツーバイフォー)材を使ったDIYが人気ですね。特に、2×4材を柱にすることで壁面を傷つけることなく収納スペースや装飾スペースを作れるパーツが、各社から様々なタイプが販売されています。

ただ、中には倒れやすいような作例が見受けられることもあり、メーカーから注意を促していますが、すべての事例を把握できるわけではありません。

そこで「強度・使いやすさ」を格段にアップした『ウォリスト-ワン』を開発した河西さんに、『ウォリスト-ワン』の特長についてお話を伺いました。

『WALIST-ONE(ウォリスト-ワン)』とは

新井さん
あらいもん

2×4(ツーバイフォー)材を使う製品といえば、和気産業には『ウォリスト』がありますよね。『ウォリスト-ワン』とは、どう違うのですか?

河西さん
河西

『ウォリストシリーズ』は2×4材を束ねて使うことを前提とした製品。そもそも1本使いでの使用は想定していません。

河西さん
河西

一方、『ウォリスト-ワンシリーズ』は1本使い専用に開発した製品です。

新井さん
あらいもん

『ウォリスト』と『ウォリスト-ワン』では、ジャッキ部分も違うんですね。

ウォリスト-ワンのツバ
河西さん
河西

はい。1本使いで安定するよう作ったので、作りは全く異なります。

河西さん
河西

さらに、1本でしっかり立てられて、自転車のような重量物をかけられるよう、専用パーツにもこだわりました。それが以下の3点です。

ガッチリ固定できること
取り付けが簡単であること
高さ調整がラクであること
ウォリスト-ワンちらし「ハンガー・フックの取付と高さ調整」
新井さん
あらいもん

重量物なので「ガッチリ固定できる」かどうかは大事ですね。でも、取り付けや高さ調整にこだわったのはなぜですか?

河西さん
河西

従来の製品では、パーツをつけるときにビスで固定する必要がありました。でも、パーツの取付位置って、最初に決めてしまうのって難しくありませんか?

新井さん
あらいもん

確かに。「この辺でいいかな?」と思って取り付けてみても、「やっぱり違う。少しずらしたいな」と思うことはよくあります。

河西さん
河西

ですよね。軽いものなら負担は少ないかもしれませんが、自転車や楽器といった重量物では、かなり負担なんですよ。「位置の微調整をするたびに、ビスを外して取り付けて…」という手間が省けるような専用パーツを作ったんです。

男性が好みそうなものを、すべて飾れるようなイメージで作ったパーツが、次の5つです。

『WALIST-ONE(ウォリスト-ワン)』専用、5つのパーツ

新井さん
あらいもん

まず「自転車ハンガー」ですね。

ウォリスト-ワン自転車ハンガー
河西さん
河西

そもそも、自転車を安全にかけられる製品を作りたくて開発した『ウォリスト-ワン』。重量物をかけても安全性を保てるよう、ツルの部分を短くするなどの工夫をしました。

新井さん
あらいもん

こちらは「ギターハンガー」ですか。私も音楽をやっているので、これはうれしいです!

ウォリスト-ワン ギターハンガー
河西さん
河西

ギターやベースを、ディスプレイしたいという方は多いと思います。

新井さん
あらいもん

見せる収納ですね。これは、音楽仲間にも教えてあげたい!

3つめは「リュックハンガー」ですね。

ウォリスト-ワン リュックハンガー
河西さん
河西

自転車やギターといった趣味用品の収納を想定し、一緒に使われそうなリュックハンガーも作りました。強度があるので、重い荷物を入れたまま、かけることが可能です。

新井さん
あらいもん

いちいち物を出さなくても、かけて収納できるのは便利ですね。

4つめの「プレイフック」は、何をかける製品ですか?

ウォリスト-ワン プレイフック
河西さん
河西

自転車と一緒にかけることを想定し、ヘルメットや帽子をかけることをイメージして作りました。もちろん、それ以外のものをかけてもらっても大丈夫です。

新井さん
あらいもん

最後は「自在フック」。名前からして、何でもかけられそうですね(笑)。

ウォリスト-ワン 自在フック
河西さん
河西

はい、その通りです。バーは角度を変えることができるので、使う場所に合わせてフレキシブルに利用できます。

それぞれのパーツは、ご覧いただいたとおり、シンプルなつくりとなっているので、使用される方に自由に使っていただければと思っています。

『WALIST-ONE(ウォリスト-ワン)』を自由に楽しんでほしい

一見すると、これまでの2×4(ツーバイフォー)材を使ったDIY用製品との違いがわかりづらい『ウォリスト-ワン』。

でも実際のところは、これまでの製品とは全く違う特徴をもっていることがわかりました。

いいものマガジン編集部員の中でも、「子どものランドセルなどの学校道具の整理に役立ちそう」「野球道具を一式片付けることができそう」「床が使えるから、ひとり暮らしの狭い玄関でも使いやすそう」など、さまざまなアイデアが出ました。

みなさんも、ぜひ自由な発想で楽しんでいただければと思います。
「こんな使い方はどう?」というアイデアや、「こんな使い方をしているよ」という情報があれば、ぜひ教えてくださいね!

『ウォリスト-ワン』に関する投稿募集!

X(旧Twitter)に、「#ウォリストワン」と付けて投稿してくださいね。お待ちしています!

※この記事の内容は、2023年7月時の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。

2023.08.24
DIYレポート