男前インテリアが手軽にできる!『アリスト』組み立て実践レポート
20
2019
Nov
人気のインダストリアルデザインが手軽に実現できる『アリスト』。部品が多いため構造が複雑に見えますが、実はとてもシンプルなんですよ。
アリストって何?という方は、こちらもご覧ください
今回は、いいものマガジンのレポーター池村さんによる『アリスト』の組み立て実践レポートと、商品企画部の長谷川奈美さんによるおすすめアレンジのご紹介です。
INDEX
複雑で難しい?『アリスト』で収納棚を作ってみた
現在使用中の子どもの収納棚が、段々と増えていくおもちゃや本の重みで「そろそろ限界が…」と感じていた池村さん。
その重みに耐えられる収納棚が欲しい、というわけで『アリスト』を使って、子どものおもちゃ・本コーナーを作ってみることにしたそうです!
ジャーン! 届きました!
『アリスト』の第一印象なんですが、アルミのポール+専用金具+板の組み合わせで、「金具も多いし、サイズの計算もしないといけないのでちょっと複雑で難しそう…」と思いました(^^;)
実際に作業してみると、金具のパターンが大体決まっていて、思っていたより簡単に組み立てることができました。作業自体は、電動ドリルなども不要で専用の金具をドライバーで締めていくだけ。
アルミパイプのサイズが合わなくても、アルミパイプをカットする工具もあります。
パイプなんて切ったことがない私でも簡単に切ることができました!!
金具がクルクル回るので、板を横にすれば物を置くことができるし、縦にすれば壁のようにもなります。いろんなパターンが楽しめそうです(^^)
今回チャレンジしたレシピは、足が斜めになっているので、棚板の位置決めがすごく大変でした! 2人以上での作業じゃないと難しいと思います。
『アリスト』は下準備をしっかり行い、ドライバーさえあればさくっと組み立てることができるとわかりました。見た目もおしゃれでカッコイイ棚が簡単に完成。おもちゃも本もばっちり収まりました♪
一つ気になるのが、床との接地面が『点』になっているので床がへこまないかな…ということです(^^;)
斜め足のときでも、点ではなくて面で支えることができたらいいな~と思いました。耐震マット等を敷いて、様子をみることにします。
用途に合わせて自在にアレンジ!『アリスト』応用編
続いては『アリスト』の応用パターンをご紹介。足が斜めのタイプと、まっすぐなタイプの基本の2つと3パターンのアレンジを、商品企画部の長谷川奈美さんに解説してもらいます。
実際に自分がどんなものを収納したいのかイメージしながら、設計図を考えたという長谷川さん。3つのアレンジはどのようにして生まれたのでしょうか?
まずは基本の2タイプを見てください。
【基本1】足が斜めのタイプ
【基本2】足が真っ直ぐなタイプ
これだけでもおしゃれな感じですが、いろいろアレンジできるんだよ! というのを紹介していきますね!
【アレンジ1】大物から小物まで見やすく取り出しやすい収納
DIYに使う道具を置くところとして考えました。さまざまな形や大きさのものを収納するので、見やすく取り出しやすいということを意識しました。
【ポイント】
長いものも掛けられる
小さいものはフック掛けできる
ちょっと失敗しちゃったことは、上段部分を組み立てるとき、差し込む部分の長さを考慮していなかったため、手前と奥のクランプがぶつかりパイプに入りきらなかったこと。試行錯誤の末、取り付け方を変えて無事成功! 意外にすっきりしました。
DIYは想定外の出来事も工夫してよい方向に持っていけるのが、楽しみの一つですね。
【アレンジ2】奥行きが狭くても安定感のある収納
最近ハマッている釣りの道具を置くために考えました。釣竿置きは市販されていますが、竿置きプラスのわがまま収納を実現したかったんです。
【ポイント】
竿が倒れないように1×4材にくぼみ
ゆれ防止のために筋交いを使用
構造としては、棚受けクランプを使っただけのシンプルなものなので、できあがると前後に動いてしまって安定しません。そこで、ゆれ防止として下段に斜めにパイプを入れて修正。奥行きが狭くても安定感のある収納ができあがりました!
【アレンジ3】女性のための小物収納
小物が多い女性のために、いろんなものが置ける便利収納として作りました。想定したのは、フィットネス用品の収納です。
【ポイント】
ネットパネルでゆれ防止
小物掛けにもなって一石二鳥!
ゆれ防止プラス小物掛けとして、ネットパネルを使用しました。計算して作ったので、ネットパネルもぴったり収まり、まるで既製品のよう! さすがに3つめで慣れてきたせいか、一番上手にできたと思います。
『アリスト』でちょっと頭を悩ますのは、パイプの長さの出し方です。クランプの形状によって、パイプの長さと算出方法が異なります。算数は苦手という人も、計算式に当てはめてもらえば、簡単に長さを出すことができます。
アルミパイプのカットは、専用工具を使えば意外と簡単なので初心者の方でも大丈夫です。専用工具は千円程度で購入でき、バリ取りもついているので、とっても便利。『アリスト』を使うときは、ぜひセットでご利用ください。
オリジナルの男前インテリアにチャレンジ
今回は池村さんによる『アリスト』実践レポートと、長谷川さんによる『アリスト』3つのアレンジをご紹介しました。部品が多く複雑に見える『アリスト』ですが、意外と簡単に組み立てができるんですね。
ぜひこれを参考にしていただき、お部屋のアクセントになる男前インテリアを作ってみてはいかがでしょうか。何を飾りたいか? 何を収納したいか? に合わせて、最適な形のオリジナル収納棚を完成させてください。
※この記事の内容は、2018年2月時の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。